インドでパスポートを盗まれました。その1:警察署へ行く。

恥ずかしながらこの度、初めて海外でパスポートを失うという大惨事に見舞われました。

もう何十年と旅人を続けてきて初めての大失態。しかも魔界、インドで。

同じように魔界でパスポートを紛失した失意のどん底にいる旅人の参考になればと思います。

2019.05.07

まずはパスポートを紛失した経緯からお話したいと思います。

2019.04.04  15:00過ぎ

メインバザールの宿からパハールガンジの宿に引っ越した日でした。

宿はアシュカランロードという通り沿いにあります。

メインバザールから宿に戻るため歩いていると何度も視界に入ってくる2人のインド人。

Aは17歳くらい。Bは15歳くらい。Aは私の進路を妨害するように前に前にと歩いてきます。

この時に気づくべきでした。『邪魔だな』と思っていたらAの足につまずき、体勢を崩したときにバッグに入っていた手帳を引き抜かれました。

すぐにバッグに手をやり確認するとファスナーが開いていました。『やられた!』と思い確認するとスマホ、お財布2つがちゃんとあったので『未遂か~』と脇道に逸れていく少年たちをなんとなく視界で追っていたその時、『手帳がない!!!』気がついたときにはもう遅すぎました。

見事に手帳だけ盗まれていた後だったのです。

その日、宿を移ったのでパスポートを提出。そのままパスポートを手帳に挟んで出掛けていたのでした。

いつもはカバンの中にパスポートはないのに。

あの時、少年の手を掴んでいたら。

刺されたわけではありません。体は無事。

パスポート、3か月前に更新したばっかりなのに・・・・・。なんて、悔やんでいても仕方がありません。

まずしなくてはいけないこと。日本に帰るためのパスポートを手に入れること。

その第一段階として警察署に行き「ポリスレポート」を発行してもらわなければなりません。

一旦、宿に戻り警察署をマップで検索。

現場がパハールガンジなので「パハールガンジ警察署」へ。

入口を入って右手に警察官がいたので事情を話すとどうやら管轄が違うらしい。

こ、これはたらい回しにされるパターンか?! と思っていると

『ちょっと座ってな』とのことでその場に待機。

管轄が違うというのに『どうした?』と聞いてくる2人の警官に経緯を話した30分後、若い警察官が管轄の警察署に一緒に行ってくれることに。

(や、やさしい・・・。)





オートリクシャで約10分。管轄の「ナビカラム警察署」へ。

若い警察官が受付にいた警官に事情を話してくれて引き継いでくれました。

管轄の警官が「座ってて」とのことなので15分ほど待機。

「お水飲んで」とウォーターサーバーの冷たいお水を勧めてくれます。

(やさしい・・・・。)

担当の警官が到着。

白い紙を差し出されて

名前、父親の名前、やられた場所、宿の名前との住所と電話番号を記入。

「カム。」 2階に移動しPCの並ぶ部屋へ。担当警官がPCの前に。

『オンラインだぞ!!』

そこ、自慢なのね・・・・・。

ここでも女性スタッフが『お水飲んで』とペットボトルを渡してくれた。

(やさしい!)

フォームが立ち上がったところで必要事項を打ち込んでいく。私が。

先ほどの白い紙に書き出した項目の他にメールアドレス、盗まれたアイテム・パスポート、手帳、クレジットカード、現金1000ルピーと記入。

間違いないか確認してプリントアウト。

管轄外の警察署に行ってから約3時間でポリスレポートゲットです。

自分が思っていた以上に早くポリスレポートをゲットすることができました。

警察官も予想以上にしっかり仕事してた。そして優しかった。

宿に帰ると警察からメールでポリスレポートのPDFデータが送られてきていた。

インドすごいな!!もっと本気で生きればいいのに。

メインバザールエリアでの盗難はパハールガンジ警察署かなと思います。

アグラだったらアグラの警察署へ。デリーの警察署では対処してくれません。

とにかく、管轄の警察署へ行きましょう。

ナビカラム警察署の場所


実は犯行の手口で誰が犯人なのか管轄の警察官は解っているという。

賄賂を払うことで見逃しているという噂を聞いた。

犯人は捕まらないし、パスポートも盗まれたものも戻っては来ない。

犯人への憎悪と自分の情けなさを攻めても仕方がない。

ここは気持ちを切り替えて次へ進もう。