タイのチェンマイにはバンコクのようにたくさんのバスが走っているわけではありません。それが逆にわかりやすいのではないでしょうか。
市内を観光するのに一番便利なのは時間を気にせずに自分のペースで移動ができるレンタサイクルやバイクですが、ご家族やグループでの移動、「暑くて自転車移動は大変」という場合にはチェンマイ市内を走るバスを利用するのがおすすめです。
2020.01.29
チェンマイアーケードバスターミナル、動物園、チェンマイ空港など主要なランドマークを網羅するエアコン付きのバスは全5路線が運行されています。
他都市からチェンマイにバスで移動してきた場合はチェンマイアーケードバスターミナルに到着します。ここから中心地のターペー門周辺に行きたい場合は「R1」と表記されているバスに乗りましょう。
この、「R1」はチェンマイアーケードバスターミナルからターペー門、MAYAショッピングセンターを経由しチェンマイ動物園まで行くルート。旅行者がよく使うルートだと思います。
飛行機でチェンマイを訪れた場合、空港前にあるバス停から市内に向かう「R3-RED」という路線に乗ります。
空港からお堀の北にあるチャン・プアック門を経由しワロロット市場へ。南を回って空港へ向かう巡回ルートです。
バス停の場所、どのルートに乗るかはスマホアプリ『VIA BUS』をチェックしてみてください。バスを利用する人にはとても分かりやすくて見やすいアプリ。バンコクなど大都市で利用することができます。
よく使われると思うルートは大まかにこちらの2本。
R1
チェンマイ動物園ーメーヤーショッピングセンター前ーチャン・プアック門→チェンモイロードーワロロット市場ーチェンマイバスターミナル2-セントラルフェスティバル
R3-RED
チェンマイ空港-ニマンヘミンーチャン・プアック門ーターペー門ーフラワーマーケットーチェンマイゲートーチェンマイ空港
他にパープルだのイエローだの、全部で5ルートありますがチェンマイは一方通行が多いため同じR1ルートでも同じ道路を走れないからです。
その点を考慮して乗り込むバス停を間違わないようにしてください。
※ルート、バス停の詳細は『VIA BUS』や車内で配布されているバスルートマップで確認してください。
バスの乗りかた
前方の入り口から乗り、先に料金を払います。私が乗ったときは運転手さんに料金を手渡しチケットを受け取るシステムでしたが運転手さんは30B、40Bと料金別のチケットを持っていました。
最後に乗った2年前は一律20Bでしたし値上がったのは確かなのですが料金システムも変わったのでしょうか。いまいちわかりません。
このRCTというバス以外にマイクロバスも運行されています。
こちらは一律15B。小さい分お安い。
マイクロバスのフロントガラスに「B2」など「B」で始まる看板が出ていたら15Bで乗れるバスです。
こちらもチェンマイアーケードバスターミナルからターペー門などを経由しチェンマイ動物園まで行きます。
これがバス停。街中で時々見かけますね。
BUS STOPと表記されているのがRCTのバス停。
R1とR3-REDのバスがここで停車します。
こちらはマイクロバスのバス停。
B2が停車します。
バスチケット。左がマイクロバス 右がRCT。
バスには時刻表があるのですが時間通りに来るかといえば来ないし、待ってる時に限って全然来ない!というときも多いです。
そういう時はスマホアプリ『VIA BUS』でチェック。
バスが今どの辺を走っているのかGPSで一目瞭然。イライラやほんとに来るのか?という不安もなんとなく薄らぎます。
※アプリにはマイクロバスのB路線は表示されません。RCTのバスは現在地とルートマップが表示されます。
RCTは以前、ソンテオより安く値段交渉も不要なためアーケードバスターミナルからの移動に便利なツールでしたが30Bに値上がりした今は特にお得感はないように感じます。
ですが市内の移動に不安を感じるかたには安全で便利な乗り物でしょう。
チェンマイアーケードバスターミナルからチェンマイ市内、また、チェンマイ市内の移動方法でした。